このデジタル社会で読解力がない人間はロボットに負けてしまう可能性があります。今回はロボットと読解力というテーマで執筆していきます。
なぜ読解力がないとロボットに負けるのか
読解力とは、物事を適切に読み解く力であるとここでは定義します。読解力という言葉にストレートな意味合いであると、「文章の意味を適切に理解すること」というのが浮かぶと思いますが、それも正解です。
このテーマで伝えたいことは、テクノロジーの発展に伴い、AIが人間の言葉を理解できるようになってきています。この発展した理解の中で生き抜く中では、ロボットに勝る読解力が必要になるということです。
なぜ読解力がないとロボットに負けてしまうかというと、現代の仕事はどんどんと機会に置き換わってきています。簡単んな単純作業は人間が行うよりも機械で行う方がコストパフォーマンスが良くなります。そして次第にAIは、人間の言葉を理解し会話が可能になってきています。すでに登場しているアレクサやSiriなんかがそうですね。
会話が可能ということは、ほとんどのことが機械に代替できてしまうようになっていくということです。典型的な例としては、コールセンターなどがそれにあたるでしょう。今もなチャットボットでQ&Aを行っているサイトも広く浸透してきています。電話越しに自分の声を正確に理解するAIも徐々に登場してきています。その中で睡眠が必要でコスパが悪い人間に仕事をさせるより、ロボットに任せる方を望むことは論を要しないでしょう。
読解力の真意
上記でも述べましたが、ここでの読解力とは、通常の文章を正しく読み解く能力のことだけではありません。もっとニュアンス的な絶妙なラインでより正確に理解するということです。ロボットは今のところ0と1の塊で処理されています。
シンプルに言ってしまえばYESかNOの二択です。そこからさらにどちらかといえばYES、どちらかといえばNOなどの分岐を追加し、より正確な回答へと進めで行くことができます。
ロボットは限りなく真意を理解できるようにプログラムしていくことはできますが、心がないプログラムは上っ面な表面的理解にとどまります。不意のどうさ、どうしても説明のつかない事象を数学で解明できない限りロボットは人間の理解力には及びません。
私たち人間は、真意を理解することができる能力を持っています。とても嫌なのに、笑顔で快諾しなければならない場面などがこの世の中にはたくさんあります。それを理解しようとすることができるのは人間だけです。それは本当の意味でどういことなのかを理解できるかどうかが読解力の真意ではないかと考えます。
意思疎通で勝つ
ロボットと人間の一番の違いは感性があるかないか。ロボットには正確にプログラムされたことを実行する能力は人間を凌駕しますが、ロボットには感性というものがないのです。コミュニケーションとは表向きは、相手と会話して意思疎通をすることですが、ただ単純に単語を論理的に理解し処理することではありません。相手の口調や表情、目の動きであったり言葉の間もコミュニケーションの一部です。言葉がけでは読み取れない相手の感情を理解する能力はロボットより人間の方が勝っています。
ロボットは、限りなく人間の心を読めるように進化していくことは間違えないでしょう。しかしながら、「わかっているように見せる」ことができるのであって、本質的にできているわけではないのです。人間はこの点では、この世の偶然という事象を数式で表せるようにならない限り、本当の意味でロボットが人間を超えることはないと考えられます
読解力をつけることでロボットに勝つ
上記にあったように、感情の面での意思疎通はロボットにはできません。そこがロボットのウイークポイントでしょう。
では、そのウィークポイントでロボットと人間との差を広げるために私たちができることは何なのかと考えたときに見えてくるものがあります。それは「読解力」です。上記にもあったように読解力がない人はロボットに代替されていきます。反対に、読解力がある人は、ロボットに勝るということです。
相手の真意を読解力をもってくみ取る力をもってして勝つのです。
問題に対して〇か×かの2通りの答え方ではなく、絶妙に直線にも見え曲線にも見える〇のような△じゃない?と仮説を当て相手の真意できるだけ正確に理解する。矛盾していようがいまいが、相手の真意は真意であり、理解する面はそれが正解です。
うまく言葉を当てられる人間はとても強いのです。この記事を読んで、これからは読解力を意識して今後生活してみてはいかがでしょうか。
以上です!
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