トランスヒューマニズムという言葉が今、注目を集めていることをご存知でしょうか。
人間とロボットとの融合を感じさせるトランスヒューマニズムには反対の声も高まっています。
これからの新時代に密接に関係してくる、トランスヒューマニズムについて解説していきます。
「トランスヒューマニズ」新世界への転換?
トランスヒューマニズムという言葉は、まだ生まれて日が浅く世の中への浸透度合いは高まりつつありますが、未だ低いものです。
簡単に説明すると、時代と共に発達した化学技術を用いて、機械と人間を融合させ、体と知的能力を革新的なものにしていく思想のことを指します。
その科学技術を取り入れた人間をトランスヒューマンといいます。諸段階として手にマイクロチップを埋め込むなどがあげられるでしょう。
世の中の流れ
ここ数年では、毎日のように新聞にIoTやAIという言葉が掲載されています。
一見少し離れた分野に思えるかもしれませんが、IoT「Internet of Things」は様々なものをつないでいで、総相互情報をやり取りすることを指します。
また、この先にIoA「Internet of Abilities」人間とロボットをつなぐシステムもこれから大きく注目されてくるでしょう。
時代は驚くべきスピードで進んでいるのです。
トランスヒューマンと世界の動向
私たちは日々生活するこの日本では、まだ浸透していませんが、
欧州や米国ではもうすでにトランスヒューマン化している人々が多く存在するのです。
Twitterでトランスヒューマンや、最新テクノロジーの動画がよく見られるようになってきました。
技手での楽器演奏、下半身だけのウェイターのロボット、有人飛行ドローン、空陸両用の飛行機車など最新テクノロジーはかなり発展しています。
アメリカでは
米国ではゾルタン・イシュトヴァン氏が率いるトランスヒューマニスト党という政党があります。
彼はもうすでに、手にマイクロチップを埋め込んでおり、実際にてをかざすだけでドアロックを解除するシーンを日本のテレビでも放映されています。
マイクロチップの中には身分証やクレジットの情報などが入っており非常に便利だそうです。
まぁ、通常であれば携帯せざる負えないものが体内にあるということはそれは便利なことでしょう。
スウェーデンでは
北欧のスウェーデンではデジタルに関する信頼度が高く、
マイクロチップの埋め込みなどといったトランスヒューマニズム化が流行しているようです。
背景には、バイオハッキング文化といった、日本ではあまり馴染みのない文化が関係しているようです。
日常的に生物やテクノロジーについて思考を巡らせ、発信する人が多いということでしょうか。
日本では
我が国日本では、日本トランスヒューマニスト協会が設立されでいます。
hの文字に+を付けたロゴが特徴的です。
トランスヒューマニズムを広めるのはいまはオカルト好きな人が多く増られますが、
これから先、多くのメディアでも大々的に取り上げられてくると私は考えます。
しっかりと自分の頭で考える
人間は生物上、新しいものを拒絶する特性をもっています。それは、自身の身を守るために備わってる野生的感覚のようなものです。
実際に自分の世界になかったものが現れてすぐに受け入れることは当然困難なことでしょう。
私たちは人間は、新たな人間のあり方を考えなければいけない位置に差し掛かってきているのです。
新しいものを取り入れることのリスクを考える
トランスヒューマニズムのような新しいものに関して、人間は生物的に警戒するようにできています。
現にやっぱり怖いですよね。自分がロボットや機械に支配されてしまうのではないか?
体内にデジタルなウィルスが混入してくる可能性も否定できません。
トランスヒューマニズムを反対してる方も数多く存在するのも事実です。
トランスヒューマニズム化について、「これはいいものであるから是非みんなも入れてみよう!」といった考えは
人類を破滅に導く可能性もあれば、より豊かになる可能性も秘めています。
ダイナマイトも人類にとってプラスの要素のために発明されたものです。
しかしながら、人類に利益をもたらす半面、悪用されることもあります。ダイナマイトによって命を失った人がいることもまた、事実です。
きれいごとだけでは語れない世の中です。トランスヒューマニズも悪用されるケースは必ず起こりうるでしょう。
これから先スタンダードになってくる可能性があるものに対し、
自分の頭でメリットデメリットはどうなのだろうかと考えることが、この先時代が進歩していく中で益々重要になっていきます。
終わりに
新技術の導入で、これからのライフスタイルはどんどん変わってきます。
便利な機能を導入するもよし、また反対にアナログチックに物事に手間を惜しまずにやっていくのもまた一つの豊かなライフスタイルです。
あなたの気の持ちよう次第で、あなたのライフスタイルは大きく変わってきます。
周りに流されず、自分の意志で自分自身の豊かなライフスタイル形成を行っていくことが重要だと私は考えています。
この私の記事でこれからの新技術の向き合い方を考える契機となっていただければ幸いです。
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